歯周病の治療と糖尿病との合併症への影響🦷🌀
こんにちは☀️
今回は歯周病の治療と糖尿病の合併症への影響をお話させていただきます!🦷
昔から言われているのが、糖尿病に罹患してる人は歯周病の発症率、進行度が高いと報告されています。
糖尿病の合併症として有名なのが①網膜症 ②腎症 ③神経障害といわれています。
その中で歯周病は糖尿病の第六合併症とされています。
*なぜ糖尿病のなりやすくなるのか?
歯周病になると、歯の組織から作られるサイトカイン(細胞から出されるタンパク質)が血管内のインスリン(血液中の血糖値を下げる)の機能を低下させることによって糖尿病が悪化するとされています。
*糖尿病患者さんへの歯周病の治療とは? ①お口の中の影
糖尿病になると免疫力が下がってしまいます。それにより歯周病が治りにくく、お口の中が乾きやすくなったり、唾液の分泌量も低下してしまい、お口の中に汚れがたまりやすくなったり、口臭や食事の飲み込みにも影響します。
②お口の中の管理
①で話した通りお口の中の衛生状態はとても下がってしまいます。
そのため命に関わるお口の管理方法がとても大切です!!
歯科衛生士による、糖尿病の方々にあった歯ブラシ指導を行い徹底したプラークコントロール(お口の細菌を減らし、きれいな状態に保つ)と定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアを行うことが糖尿病を重症化させない事につながります。
糖尿病の人の7~8割の方が歯周病になっていると報告されています。
一方で歯周病治療をしっかり行うことで血糖コントロールがしやすくなり歯周病の改善が糖尿病への改善にもつながります!!
お口のお掃除をするだけで、感染症を予防できたり、生活習慣病の一つとされている糖尿病を改善できたりなどいいこと尽くしなので、しっかりお口のお掃除を頑張っていきましょう⭐️
糖尿病の方も、そうでない方も徹底したプラークコントロールを行いましょう。
口腔内の良好な衛生状態が、みなさんの健康状態の向上へ繋がる第一歩となります❗️