顎関節症と歯科との関係性
こんにちは☀
今回のお話しは「顎関節症と歯科との関係性」です。
顎の調子が悪い、口が開かない、顎が痛いなどの時、何科を受信したら良いか、悩む事はないでしょうか?。
その際には歯科医院にいらして下さい!。
時には他の科と連携して治療が必要なこともあるかもしれませんが、お困りの時には是非お待ちしています😊。
さて、顎関節症とは?というところから説明させて頂きます💡
顎関節症とは、顎が痛い・口を開けにくい・口が開かない・口が閉じない・関節音がするといった症状を伴う、顎の関節や顎の筋肉(咀嚼に関わる筋肉)の病気です。
このような症状が一つでも該当し、他に原因となる病気がない場合に顎関節症と診断されます。
顎関節症は、多くの人が一度は経験している病気であり、一生のうちに半数の人が経験するとも言われています。
次に顎関節症の原因です💣
主に次のようなものが挙げられます。顎関節症を引き起こす要因はさまざまで、多くの人に当てはまるものも含みます。
歯ぎしり
くいしばり
悪い歯並び・噛み合わせ
姿勢
舌の癖
ストレス
外傷 など
顎関節症は、顎周りの筋力バランスが崩れるために起こります。
基本的に歯並びも噛み合わせも良好な状態であれば大きな問題はないのですが、噛み合わせが悪いと、噛む度に顎がずれていきます。そして顎がずれていると「関節円板」という軟骨が損傷され、顎関節症の発症につながります。他に、かぶせ物や詰め物が合っていないことで、顎に余分な力が加わり発症することもあります。また、顎関節症が原因で、噛み合わせが悪くなっているというケースも起こり得ます。
そのほか舌の癖👅や片側ばかり使う噛み癖、
生活習慣で頬杖をよくついていたり姿勢の悪さや鞄を同じ側にしかかけない、といったことなども原因となっています。
次は顎関節症の主な症状について説明していきます⤴️
顎関節症には主に次のような症状があります。
◆ 関節雑音・・・口を開けたり閉めたりした時に音がする
◆ 開口障害・運動異常・・・口を開けにくい
◆ 顎の痛み・・・口を開けたり閉めたりした時に、顎の辺りや耳の前などに痛みを生じる
顎関節症は顎や顎の動きに異常が生じるだけでなく、頭痛や肩こりなどの症状が現れることも珍しくありません。個人差はありますが、首・背中・腰などの痛み、耳の痛み、耳鳴りなど、症状は全身に及ぶこともあります。
最後に顎関節症の治療法についてです‼️
顎関節症の効果の高い治療方法が明確となっていない(それぞれの治療法の実績・証拠が乏しい)ため、顎関節症の治療方法は、歯科医院によって異なる場合があります。また、患者さんの症状によっても、行われる治療方法は異なると言えるでしょう。
主な治療には、次のような方法があります。
薬物療法💊
顎の痛みを薬で抑えます。また、筋肉の緊張が強い場合にも薬を用いたりします。服用している薬がある場合には、医師に伝える必要があります。
理学療法⚡
電気を流したり、マッサージをしたりして、顎周辺の筋肉の緊張を改善します。筋肉をほぐして血流を改善し、痛みを軽減します。
運動療法(リハビリ)🏃
ずれてしまった関節円板を元に戻すような運動を行ったり、顎周りの筋肉のストレッチを行い、口を開けられる量を増やしたりします。
スプリント療法
スプリント療法とは、マウスピースを使用した方法です。マウスピースを装着して、顎関節をリラックスさせた状態にします。昼間はマウスピースを装着する必要がないため、日常生活への影響は少ないです。
心身医学療法🍀
ストレスは食いしばりなどの原因となるため、取り除く必要があります。ブラキシズムがある場合、スプリント療法で顎や咀嚼筋への負担を軽減することができますが、その根本原因へのアプローチも必要になるでしょう。
さて、ここまで読んで頂きましたが不安は取り除かれましたか?
お困りでしたらお口の状態を確認したうえで適した治療法をアドバイスさせていただきますので、是非ご来院下さい😄。